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Last Update:2026/1/15
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コラム 中国ビジネス噺

第90回 これから中国へ赴任される方へ(62)

(2026年1月15日)

   
 「新年快楽」新年あけましておめでとうございます。2026年1月1日を中国で迎えられた方も多くいらっしゃると思います。中国では1月は1日から3日までが休日でお正月気分はありません。中国の正月「春節」は旧正月になります。グレゴリオ暦の1月下旬から2月中旬の間で毎年変動します。今年の春節は2月17日とかなり遅い日付けになるということで、春節休暇は2月15日から23日の9連休になることが発表されています。中国では飲食店、物品販売等ほとんど年中無休で定休日というものは設けていない経営形態です。唯一春節が年に一度の休日で家族が揃う大事な日です。中国国内は毎年人口大移動が起こり、皆さんの企業におられる中国人社員の皆さんもそれぞれ帰省される方も多いことでしょう。
最近の日中間の政治問題により中国国内の日系関連企業へのプレッシャーが大きくなっていることは残念であり、日系企業にとりましては経済上かつ安全上心配です。このような時期にこそ、企業を守る為に日本人社員と現地中国人社員のコミュニケーションを強くしていくことが重要です。
中国人社員との良好なコミュニケーションを醸成するには、中国人社員が持つモチベーションは何かを理解する必要があります。日本企業では基本は新卒採用が主流で、企業の中で長期間にわたって様々な職種を経験し教育されていく、所謂「総合職」としての位置付けが一般的です。中国では、新卒、中途を問わず実務経験や実績を重視する「ジョブ型」として就職する意識が一般的です。新卒であってもただ大学を卒業したというのでは何のスキルも無いので、学校では専門性の高い技術の習得や、資格取得などで差別化を図る事が中国の学生の目的意識です。このように、日本と中国とでは入社時の考え方のバックボーンが異なる為、中国人社員にとっては配属が本人の希望と異なることには違和感を感じますし、職種を超えた異動には相応の理由が無いと反発にあうことも少なくありません。このように、同じ会社の中にいても中国人社員は個人それぞれ自分の専門性を活かして会社の中で存在感を持つという事が重要なモチベーションになっています。従って、中国人社員の皆さんにとっては専門性を活かした職務に就いているか。また正当に評価されているかが重要であり、自己の専門性がリスペクトされているかがとても大切なことなことです。日本人社員もこの点に注目して中国人社員と仕事に理解を示すことで良いコミュニケーションが生まれると思っています。                                      以上                                  

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