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(2026年2月12日)
2026年が始まり2月に入りました。今月は春節の月です。年に一度の大イベント春節が始まります。中国の正月「春節」は旧正月になります。グレゴリオ暦の1月下旬から2月中旬の間で毎年変動します。今年の春節は2月17日とかなり遅い日付けになるということで、春節休暇は2月15日から23日の9連休になることが発表されています。2月14日と28日は振替で出勤日という設定になっているようですのでご参考ください。中国では飲食店、物品販売等ほとんど年中無休で定休日というものは設けていない経営形態です。唯一春節が年に一度の休日で家族が揃う大事な日です。毎年この時期には中国国内で人口の大移動が行われますが、今年は延べ95億人が移動すると見込まれており過去最多になると予想されているようです。我々中国に関わるビジネスにとりましては、この時期の移動について公私ともに影響がありますので、事前に情報を確認して準備することが大事です。 中国では以前に比べて休暇の取り方にも柔軟な動きが出てきておりますので、この95億人の大移動は連休前後の2月上旬から3月上旬に亘って国内外の交通はかなりの混乱が予想されます。丁度年度末の時期に当たり、中国へ赴任する方や帰任する方、出張で行き来する方もいらっしゃると思いますが、この一か月間は交通機関の事前チェックを怠らないようにお願いします。更に、中国と同じように旧暦で新年を祝う国はアジアにはいくつかありますので注意が必要です。韓国、台湾、香港、ベトナム、シンガポール、マレーシアなども旧暦を採用していますので同じように交通事情が普段と異なることを確認しておく必要があります。 今年は日中間の関係が微妙な中での春節を迎えることになりますので、中国ビジネスに携わる皆さんにとりましては例年以上に気を使う必要があると思います。このような時期にこそ日中でビジネスを展開する皆さんの組織内でのスタッフ間のコミュニケーションを密にして、チームワークをより確かなものにしてゆくことが日本人スタッフ中国人スタッフ双方にとって有意義であることに間違いありません。そこで春節を迎えるに当たって、中国企業で行われる習慣をご紹介します。今年の春節は17日ですので、大晦日は16日で「除夕」と呼びます。一般企業ではこの日は年末最終出勤日となり早めに退勤して自宅で大晦日の食事「年夜飯」を囲むというのがしきたりのようです。そこで退勤時に会社の出口で簡単なセレモニーを行い、総経理以下日本人、中国人双方の幹部が社員をお送りして一年の労を寧らうというやり方があります。勿論、春節明けの出勤日にも出勤時間に幹部の皆さんが社員を出迎えるという事になります。会社によっては忘年会を行うところもあるかと思いますが、いずれにしましても一年のご苦労に感謝する気持ちを形で表すところに意義があるという事です。是非取り入れてみてはいかがでしょうか。 以上
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