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 第六十回  改革開放の発展と庶民の生活実感

  この秋の16全大会に合わせ、人民日報が10月から<身辺から変化を見る>と いう連載を始めました。今回は、その中のいくつかのトピックスをご紹介しましょう。

  1. 「北京から1泊2日の鉄道の旅、更に長距離バスででこぼこ道を数時間という旅 が、朝、列車に乗り、夕方には現地着、高速道路を使って、計16時間に短縮されま した。」(ハルピン郊外出身の劉殿林さん)  
  2. 「以前、村の両親へ用事がある時は自転車を1時間も漕いだものでしたが、ケイタ イの登場で今では1分あれば十分です。」(河北省の尹風光さん)
  3. 「子供の時、川から1時間もかけて担いで運んだ水が、数年前には井戸ができ、最 近また水道に変わりました。」(陝西省の趙元方さん)/「帰省したら、母が液化天然 ガスのガスレンジを使い、赤い炎が青い炎に変わっていました。以前は遠くまで柴刈 りに行き、煙に咽びながら煮炊きをしていたのに。」(江蘇省の曹乾石さん)
  4. 「以前、缶詰でしか食べられなかったイワシが鮮魚で手に入るようになりました。 生きのいいエビやカニ、南国のフル−ツも市場に溢れています。」(河南省の郭元君 さん)/「80年代初め、食糧難で、7.8月は毎日ナス飯。今では過去のものと思っ ていたら、健康食品で脚光を浴び始めているんですよ。」(陝西省の陳華濤さん)
  5. 「以前は職場で回し読みするしかなかった新聞が、今は自宅に新聞受けがあり、い つでもゆっくり読めます。」(山東省の王汝金さん)
  6. 「街から鍋の修理屋さんがいなくなった。」(江蘇省の毛群英さん)/「品物を売 る時、紙を三角にしてその中に入れた物だが。」(上海の王琢成さん)/「既製服が出 回って、20年前、三種の神器に数えられたミシンがお蔵入り。」(寧夏回族自治区 の社峻暁さん)
  7. 「街に多様な方言が飛び交っています。盛んな人の往来と町の発展を感じます ね。」(江蘇省の張万富さん)/「収穫したお米を農家が出し渋った時代、売れずに困 った時代、そして今は買い付けに来るのを待っていればよい時代。」(安徽省の呉祥 さん)
  8. 「給料が安く、正月には慰問の対象だったのが、今ではエアコン、テレビ、ク−ラ −が揃い、学校の先生は金持ちとセ−ルスマンがやってきます。」(江蘇省の謝志宏 さん。)

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