LastupDate:2002/02/04
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外資企業について
中国進出企業の種類と特徴
種類 形式 特徴
合作企業 中国側は、資本は出さないが、土地、建物等を提供する形式 近年は減少傾向にある。利益配分は出資額に応じて利益を配分することはせずに、 あらかじめ契約で利益配分等を決めておく。
契約期間が終わると、会社の資産はすべて中国側のものとなる。
合弁企業 お互いに資本を出し合った形式。 現在中国に進出している企業の半数以上がこの形式である。 契約時に契約年限を定め、その間は出資比率に応じて利益の配分がなされる。
年限は延長も可能。解散する場合は取締役会の全会一致が必要だが、 中国側の合意を得るのは難しく、撤退は困難である.
100%外資企業 外資による単独資本企業 主に沿海部に集中しており、販路を海外に求める輸出志向型の製造業に向いている。 製品の原材料を中国国内に求めるのではなく、海外から輸入し、 輸出する場合はこの形式が適している。

中国に進出している企業には上記の3種類があるが、産業によってはそれぞれ規定がある。例えば石油分野においては外資の参入は認められていない。小売、流通、自動車の分野においては、100%外資企業は認められていない。また合弁であっても、その出資比率は49%以下に押さえられているなど、さまざまな制限がある。


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