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(2009年3月25日)
2009年3月18日、商務部は、コカ・コーラ社が2008年9月18日に独占禁止法と国務院の「事業者集中の申告基準に関する規定」の定めに基づき提出していた匯源公司の買収計画を認容しない決定を下した。  コカ・コーラ社は、24億ドルを投じての匯源公司買収計画をとりやめることになった。  商務部は、独占禁止法27条により、(1)関連市場の市場シェアおよび支配力に関する事業者集中の状況、(2)事業者集中による消費者および関連経営者に対する影響、(3)国民経済発展に対する影響、(4)匯源ブランドの果汁飲料市場の競争に対する影響などについて審査をした。  この結果、商務部は、事業者集中が市場に不利益を生じると判断した。この根拠として、次のことが指摘されている。
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